今年も宜しく変わらない
僕たちAAは、文字によって作られた存在。
不思議な存在だと僕は思う。
いったい自分は何者なのかと疑問をこぼすと、彼は決まってこう言う。
「モララーはモララーモナ」
まあ、そのとおりだけど根本的な何かが違う。
彼モナーはいつもこんな感じだ。
何を考えているのか分からない。
「モナはモララーが好きモナよ。だからその疑問はどうでもいいモナ」
本当に滅茶苦茶な奴だ。
必死に『自分の存在』を考えている自分が馬鹿らしくなる。
だけどそんな彼が、僕は嫌いじゃない。
「だから……今年も宜しくお願いします」
気がつけば時計は回り、来年が今年に変わっていた。
やれやれ、今年もこいつに付き合うのか。
こっちの身にもなってよ。
そう考えつつも僕はこう返す。
「ああ、宜しくお願いします」
結局僕は変わらない。
今年も僕は僕のままだった。
くるくる
2008年01月01日(火) 00時01分50秒 公開
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■作者からのメッセージ
10分は大変でした。
コメントは控えておきます。
この作品に寄せられた感想はこちら。
モナーとモララーのキャラクター(性格)がAAへの期待に応えている作品だと思います。
独創的な設定も面白いですが、基本に戻った設定で丁寧に描くことは大切であり、難しい事です。
(今までに沢山語られてきた設定なので、「目新しさ」という点においてインパクトが弱くなるため、難しく感じるのではないかと思います)
彼等の、何気なくほんのりとした雰囲気が伝わる作品だと思いました。
短い時間で彼等らしくまとめられた作品だと思います。
海老天 ■2008-01-01 15:39 ID : 48wAu49yeGM